サービス解説

Bill One請求書受領とは?機能・料金・使い方をわかりやすく解説

請求書が郵送やメール、PDFなど取引先ごとに異なる形式で届くと、受領後の確認や入力、保管といった経理業務の負担は大きくなりがちです。

こうした課題を解決するサービスが、クラウド請求書受領サービス「Bill One請求書受領」です。

本記事では、Bill One請求書受領の基本概要や主な機能、料金体系から導入の流れまでまとめて解説します。

目次

    Bill One請求書受領とは

    Bill One請求書受領は、さまざまな形式で届く請求書をオンラインで受け取り、データ化して一元管理できるクラウド請求書受領サービスです。本章では、Bill One請求書受領の基本的な概要や特徴について解説します。

    請求書をオンラインで受領・データ化するクラウドサービス

    Bill One請求書受領は、郵送やメール、アップロード、デジタルインボイス(Peppol)など、多様な方法・形式で送られてくる請求書を代わりに受け取ってもらえるサービスです。

    郵送で届く紙の請求書はBill Oneが代理で受領し、スキャンまで代行します。取引先はこれまで通りの方法で請求書を送るだけでよいため、発行側に負担をかけずに請求書を集約できます。

    受領した請求書は正確にデータ化され、クラウド上で一元管理されます。テレワーク中でも請求書の確認や処理を進められる点が特徴です。

    Sansan株式会社が提供する経理AXサービス

    Bill One請求書受領は、名刺管理サービス「Sansan」で知られるSansan株式会社が提供しています。2020年5月にサービスの提供が開始されました。

    Bill Oneは請求書受領のほか、経費精算や債権管理といった業務領域の課題も解決する経理AXサービスとして展開されています。AXとは、AIを活用して業務プロセスを根本から変革するAIトランスフォーメーションを指す言葉です。

    名刺のデータ化で培った技術とオペレーションを請求書業務に応用している点が、同社ならではの強みです。

    Bill One請求書受領の主な機能・使い方

    次に、Bill One請求書受領の主な機能と使い方について解説します。

    あらゆる方法での請求書の代理受領

    Bill One請求書受領では、郵送・メール・アップロード・デジタルインボイス(Peppol)といった多様な方法で請求書を受け取れます。

    郵送の請求書はBill Oneが代理受領し、スキャンを代行します。メールの請求書は専用アドレスで受け取り、自動でBill One上に取り込まれる仕組みです。

    取引先に送付方法の変更を依頼する必要がないため、デジタル化を進めたい自社と、従来の方法を続けたい取引先との間のギャップを埋められます。

    99.9%の精度による請求書データ化

    Bill One請求書受領は、99.9%の精度で請求書をデータ化できる点が大きな特徴です(Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合の精度)。

    高精度なデータ化により、金額や取引先情報の入力ミスを防ぎながら、手入力にかかる工数を削減できます。

    通常、請求書の受領から数時間以内にデータ化が完了します。データ化前でも画像として請求書を確認できるため、担当者間の受け渡しを待たずに対応を始められます。

    発注データとのAI自動照合

    Bill One請求書受領は、納品・検収データなどの照合対象データと請求書を、総額・明細単位で自動照合できます。

    CSV形式で出力した発注データをインポートするだけで、Bill Oneに登録した請求書との照合が可能です。これまで目視で行っていた照合作業や、部署・担当者をまたいだ確認を効率化できます。

    電子帳簿保存法に対応した保管

    Bill One請求書受領に登録された請求書は、紙や電子といった形式を問わず、電子帳簿保存法の要件を満たした形でクラウド上に電子保存されます。

    保存した請求書はいつでもどこからでも検索・共有できるため、請求書を探す手間や原本を紛失するリスクを抑えられます。

    Bill Oneは公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)に電帳法対応ソフトとして認証されており、導入企業は電帳法の要件を個別にチェックする負担を軽減できます。

    Bill One請求書受領を導入するメリット

    本章では、Bill One請求書受領を活用することで得られるメリットについて解説します。

    請求書業務をオンラインで完結できる

    Bill One請求書受領を導入すると、請求書を受け取った現場社員の申請から上長の承認、経理部門の仕訳・支払管理まで、一連の対応をシステム上で行えます。

    紙の請求書を処理するための出社や、社内便による回覧が不要になるため、テレワーク環境でも請求書業務を滞りなく進められます。

    請求書に関するコミュニケーションもシステム上で完結するため、経理部門だけでなく組織全体の生産性向上につながります。

    月次決算のスピードを高められる

    Bill One請求書受領は、請求書の受領からデータ化までにかかる時間を短縮し、月次決算の加速を支援するサービスです。

    請求書が各部署に分散して届き、経理への共有が遅れるといった課題も、クラウドでの一元管理により解消しやすくなります。

    処理状況をリアルタイムで把握できるため、月末月初の業務集中を緩和しながら、決算に必要な情報を早期にそろえられます。

    電子帳簿保存法・インボイス制度にも対応できる

    Bill One請求書受領は、電子帳簿保存法とインボイス制度の両方に対応しています。取り込んだ請求書は法要件を満たした形で自動的に保存されます。

    インボイス制度や電子帳簿保存法をはじめとした法改正には、その都度Bill Oneが対応します。制度変更のたびに自社の業務フローを見直す負担を軽減できる点が安心材料です。

    法対応を進める過程で従来の業務フローを見直すきっかけも生まれ、請求書にまつわる業務負荷の削減につなげられます。

    Bill One請求書受領の料金プラン

    Bill One請求書受領の料金は、公式サイトで具体的な金額が公開されておらず、問い合わせが必要です。本章では、料金体系の考え方と確認方法を解説します。

    初期費用と年額費用で構成される料金体系

    Bill One請求書受領の利用料金は、初期費用と年額費用の2つで構成されています。

    初期費用は、あらゆる請求書をオンラインで受け取るための環境構築にかかる費用です。専任の担当者による導入支援も行われます。

    年額費用は、受領する請求書の枚数に応じて顧客ごとに設定されます。ユーザー数や請求書の保存枚数に制限はなく、利用ユーザー数に応じた追加料金も発生しません。

    料金の詳細は問い合わせ・見積もり依頼が必要

    Bill One請求書受領は、公式サイト上に具体的な料金プランや価格表を掲載していません。企業ごとに受領件数や運用方法が異なるため、個別に最適なプランが提案される仕組みです。

    正確な費用を把握するには、公式サイトの問い合わせフォームまたは見積もり依頼フォームからの連絡が必要です。年間の請求書受領枚数など自社の状況を伝えると、より具体的な見積もりを得られます。

    導入を検討する際は、繁忙期を含めた受領枚数の変動も踏まえて試算を依頼すると、予算とのずれを防ぎやすくなります。

    Bill One請求書受領の導入・設定の流れ

    Bill One請求書受領を導入し、実際に運用を開始するまでの大まかな流れを確認しておきましょう。見積もりから業務フローの再構築、取引先への案内まで、段階的に進めることでスムーズに利用を開始できます。

    ステップ1|問い合わせ・見積もり依頼

    まずは、公式サイトの問い合わせフォームや見積もり依頼フォームから連絡しましょう。担当者が自社の課題や請求書の受領状況を確認し、最適な料金プランを提案します。

    このタイミングで、月間・年間の請求書受領枚数や、現在の業務フローの課題を整理しておくと、提案内容の精度が高まります。

    ステップ2|業務フローの再構築と初期設定

    契約後は、専任の担当者が企業ごとの事情に応じて最適な業務フローを再構築し、導入から定着までをサポートします。

    請求書を受け取るための専用メールアドレスや郵送先の設定、承認ワークフローの構築など、自社の運用に合わせた初期設定を進めます。

    すでにワークフローシステムを利用している企業でも、現在のシステムを使ったままBill Oneを導入できます。

    ステップ3|取引先への案内と運用開始

    最後に、請求書の送付先変更を取引先へ案内し、運用を開始します。取引先は送付方法自体を変える必要がないため、案内の負担は比較的小さく済みます。

    社内への周知や取引先への依頼などを含めても、通常1カ月程度の期間で利用が定着するとされています。

    運用開始後も専任担当者によるサポートを受けられるため、定着に不安がある場合は活用するとよいでしょう。

    Bill One請求書受領が選ばれる理由・特徴

    数ある請求書受領サービスのなかで、Bill One請求書受領はどのような点で評価されているのでしょうか。本章では、Bill One請求書受領の特徴について解説します。

    名刺データ化で培った技術による高精度なデータ化

    Bill One請求書受領の強みは、Sansan株式会社が名刺のデータ化で培ってきた技術とオペレーションを、請求書業務に応用している点にあります。

    AIとオペレーションの組み合わせにより、99.9%という高いデータ化精度を実現しています(Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合)。

    データ化の修正にかかる手間が少ないため、受領後の確認作業を最小限に抑えながら運用できます。

    取引先に負担をかけずに請求書を集約できる

    Bill One請求書受領は、取引先がこれまで通りの方法で請求書を送るだけで、あらゆる請求書を代理受領できる点が特徴です。

    送付方法の変更を取引先に依頼する必要がないため、取引先との関係に配慮しながらデジタル化を進められます。

    紙を好む取引先とデジタル化を進めたい自社のギャップを埋められることは、導入のハードルを下げる要素といえるでしょう。

    経理部門だけでなく全社の業務を効率化できる

    Bill One請求書受領は、経理部門だけが利用するサービスではなく、請求書を処理するすべての部門の業務を効率化します。

    現場社員の申請・承認から経理部門の仕訳・支払管理まで一気通貫で対応できるため、複数の拠点や部署をまたぐやり取りもスムーズになります。

    請求書の受領者がばらばらで経理への情報共有が遅れる、といった組織的な課題の解消にもつなげられます。

    Bill One請求書受領の注意点

    Bill One請求書受領は高精度なデータ化と代理受領を強みとするサービスですが、導入前に押さえておきたいポイントもあります。本章では、利用を検討する際に知っておきたい注意点について解説します。

    料金が公開されておらず事前の見積もりが必要

    Bill One請求書受領は、公式サイトに具体的な料金プランや価格表が掲載されていません。導入費用を把握するには、問い合わせのうえで見積もりを依頼する必要があります。

    他サービスと比較検討する際も、まず見積もりを取得しなければ費用面の比較ができません。導入判断を急ぐ場合は、早めに見積もり依頼を行い、費用感を確認しておくことをおすすめします。

    受領枚数に応じて費用が変動する

    Bill One請求書受領の年額費用は、受領する請求書の枚数に応じて設定されます。受領枚数が多いほど費用も大きくなる料金体系です。

    決算月や繁忙期に受領枚数が集中する企業では、平常月の枚数だけで試算すると想定を超える費用になる可能性があります。

    契約前に直近1年間の受領枚数を月別に把握し、変動を踏まえた見積もりを依頼しておくことが大切です。

    多機能な分、運用定着までに一定の期間がかかる

    Bill One請求書受領は、代理受領やワークフロー、照合機能など多くの機能を備えているため、自社の業務フローに合わせた設計と社内への周知が必要です。

    利用の定着までには、社内周知や取引先への案内を含めて通常1カ月程度の期間を見込んでおきましょう。

    専任担当者による導入・運用サポートが用意されているため、定着に不安がある場合は積極的に活用するとよいでしょう。

    Bill One請求書受領はこんな企業におすすめ

    本章では、Bill One請求書受領の特性を踏まえ、どのような企業に適しているのかを解説します。

    紙とデータの請求書が混在している企業

    紙の請求書とPDFなどの電子請求書が混在し、管理が煩雑になっている企業にはBill One請求書受領がおすすめです。形式を問わずオンラインで一元管理できます。

    郵送の請求書は代理受領とスキャン代行に対応しているため、紙の処理のためだけに出社する状況を解消できます。

    取引先に送付方法の変更を求めずにデジタル化を進められるため、取引先との関係を保ちながら移行できます。

    請求書の受領件数が多い企業

    毎月の請求書受領件数が多く、データ化や照合の作業に追われている企業にも、Bill One請求書受領の利用が向いています。

    99.9%の精度によるデータ化(Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合)と発注データとの自動照合により、目視確認や手入力の工数を大幅に削減できます。

    処理件数が多い企業ほど、代理受領と自動化による効率化の効果を実感しやすいといえるでしょう。

    月次決算の早期化を目指す企業

    月次決算に時間がかかり、経営判断に必要な数字の確定が遅れがちな企業にも、Bill One請求書受領は適しています。

    請求書の到着からデータ化までの時間が短縮され、処理状況もリアルタイムで把握できるため、決算業務の前倒しにつなげられます。

    拠点や部署をまたぐ請求書のやり取りが一元化されることで、経理部門への情報共有の遅れも防ぎやすくなります。

    請求書受領をシンプルに始めるなら「フリコム」

    Bill One請求書受領は、代理受領と高精度なデータ化を強みとするサービスとして、受領件数が多い企業や全社的な業務改革を目指す企業に適しています。

    一方、低コストでなるべく手間をかけずに請求書の受領管理やデータ化を効率化したいとお考えであれば、請求書振込に特化したサービス「フリコム」の導入もご検討ください。

    請求書の受領から支払までをまるごと効率化

    フリコムは、請求書PDFをまとめてアップロードするだけで、自動的に振込データを出力してもらえるサービスです。出力されたデータは、そのままネットバンキングにアップすることで一括で振込が完了します。

    さらに、画面デザイン・操作性などの使いやすさで選ばれるメール共有システム「yaritori」との連携で、メールで受け取った請求書の管理・データ化の効率化が可能です。

    請求書業務の負担を軽減することで、経理担当者はより重要な業務に時間を充てられるようになります。

    初期設定不要で導入しやすい

    フリコムは、請求書の受領業務に必要な機能だけをわかりやすくまとめた請求書受領サービスです。経理やバックオフィスの担当者が迷わず使える操作性を重視しています。

    複雑な初期設定に時間をかけず、請求書の受領から処理までをスムーズに始められる点が特徴です。導入のしやすさを重視する中小企業にとっても、取り入れやすいサービスです。

    導入しやすい料金水準

    フリコムは月額3,000円(税込)・初期費用0円で利用でき、料金が明瞭なため導入前に費用感を把握しやすいサービスです。毎月5件までは無料で利用できます。

    見積もりを待たずに費用を確認できるため、比較検討や社内稟議もスムーズに進められます。

    費用対効果を重視する中小企業にとっても、はじめの一歩を踏み出しやすいサービスです。最新の料金やキャンペーンの詳細はフリコムの公式サイトでご確認ください。

    フリコムは月額3,000円(税込)・初期費用0円で利用でき、毎月5件までは無料です。最新の料金やキャンペーンは公式サイトでご確認ください。

    フリコムの詳細・無料資料ダウンロードはこちら →

    まとめ|Bill One請求書受領で請求書業務を効率化しよう

    Bill One請求書受領は、あらゆる形式の請求書をオンラインで受領し、99.9%の精度でデータ化できるSansan株式会社のクラウド請求書受領サービスです。

    郵送の請求書も代理受領・スキャン代行されるため、取引先に負担をかけずにペーパーレス化を進められます。電子帳簿保存法やインボイス制度に対応している点も安心材料です。

    一方で、料金は受領枚数に応じた見積もり型のため、導入前に受領件数を整理し、自社の運用と費用のバランスを見極めることが大切です。

    請求書受領の効率化を検討する際は、Bill One請求書受領のような全社向けの多機能なサービスとあわせて、シンプルに始められる「フリコム」も比較してみてはいかがでしょうか。

    Bill One請求書受領のような全社向けの多機能なサービスとあわせて、シンプルに始められる「フリコム」も比較してみてはいかがでしょうか。

    フリコムの詳細・無料資料ダウンロードはこちら →